バイリンガル育児を楽しもう!

「繰り返しの英語と「沢山の英語」

皆さんもご存知のように、「繰り返し」同じ英文を聞かせて暗唱に導くという方法は、とても有効で、また、「毎月定期的にその内容を換えていく」のがいいと七田児童英語研究所では言っています。

また、「沢山の英語」の方ですが、これも大切だと思うので、なるべく多くの英語にふれさせた方がいいと思います。この場合は、暗唱とかが目的ではないので、私の場合はなるべくNaturalスピードのものを聞かせるようにしています。

教材英語は、どうしてもゆっくりなので、そればかり聞いていると現地に行った時にびっくりすることになると思います。しかし、美しい朗読や優れた文学作品に触れることも大切なので、その2つは別のものとして、分けて考えています。

ということで、「繰り返し」と「沢山の英語」に関しては、2本立てで、また、英語の速さに関しても、2本立てと考えています。

ただし、お子さんが小学生以上の場合は時間も限られてくるので、その辺は、難しくなってきます。小学生で始められる場合は、まずは易しい教材英語を繰り返しきくというのがいいと思います。

うちの場合は、特に0歳~5歳まではいい加減にやってきていたので、そうした暗唱課題を作り出したのは、娘が年長の頃だったような気がします。その前も暗唱とかは適当にしていましたが、知らないうちにというか、2歳代の頃は、新しい絵本(8ページ絵本)を読むと、10回くらい読まされて、その場でもう暗唱できるようになってしまっていたので、暗唱をさせようとか意識したことはありませんでした。ただ、長いお話とかは読んだり聞かせたことがあまりなかったので、「としお」を5歳の時に、勝手に暗唱した時は本当にびっくりしました。たぶん、それから、初めて意識的に暗唱をさせ始めたように記憶しています。

基本的には毎月絵本を換えているうちに暗唱ができるようになってくると思うので、毎月交換していくという形でいいと思いますが、それと並行して沢山の英語(スカパーとかをりようすると楽)も聞かせていくといいんじゃないでしょうか?

ただ、これに関しては、暗唱がなかなかできないお子さんだったりすると、暗唱できるまで何ヶ月も同じものを聞かせた方がいいのかなと思われるお母さんもいらっしゃると思います。私にもその辺のところはよくわからないのですが、私はわからないときは、これも2本立てにしたことがあります。(これもいいのかわからないので、試行錯誤でやってきています)

たとえば、暗唱のできる年齢なのに、まだ暗唱をしたことのないお子さんだったら、絵本を4冊選んだとしたら、そのうちの1冊は暗唱ができるまで、ずっと聞かせ続けるとか、としおの一日も1ヶ月で終わりにしないで、3ヶ月でも覚えるまで同じものを聞かせるとか。でも、必ず新しいものも同時に入れていくという2本立てはどうでしょうか?

あと、友人の場合ですが、初めて暗唱させる時は、しつこく3ヶ月位同じものを聞かせたけど、一度暗唱できるようになってしまうとその後は、1ヶ月で覚えられるようになったという話を聞いたことがあります。そして、実際に暗唱も軌道に乗り出すとだんだん暗唱できるようになるまでの時間が短くなってきます。

でも、これも本当に子供によって違うと思うので、お母さんがお子さんの様子を見ながら決めていくのがいいんじゃないでしょうか? それと、基本は、上記のようにあくまで4冊を入れ替えていくという方法だと思いますので、それでいいんじゃないでしょうか?

やっぱりストレスはよくないので、楽しむというのが原則で、「なんでこの子は暗唱できないの?」ってだけは絶対に思わない方がいいし、お子さんには絶対に言わないで下さいね~。


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